【ねこ図鑑】マヌルネコ 世界最古の猫「小さいヤマネコ」

ふわふわ丸顔「世界最古のネコ」
モンゴル語で「小さいヤマネコ」の意味をもつマヌルネコ

原産国

原産国: モンゴルやイランなど中央アジア

■国内での見れるところ
国内では
王子動物園(同市灘区)
上野動物園(東京都)
神戸動物王国、
那須どうぶつ王国(栃木県) など7園に いる

特徴


体長: 50 – 65センチメートル
尾長: 21 – 31センチメートル
体重: 2.5 – 3.5キログラム

体毛が長く密集して生えているので、
丸々と太った立派な体型。
この厚い毛のおかげで、
雪の上や凍った地面の上に腹ばいになったとき体を冷やさずにすむ 特徴を持っている。

目の端から頬に黒色の縞が走る。
顎から喉にかけても白色で、体下面では密集した灰色がかった毛になっている。
季節が移ると毛は生え変わる。

左右の耳介は離れ、低い位置にある のも特徴

顎は小さく、他のネコ科の種に比べ歯の数が少なく、上顎第一小臼歯が欠けている。
他のネコ科の動物と比べると足や爪が短く、臀部がやや大きい。

感染症に弱いため飼育が難しい

夜行性で、昼間は岩の割れ目、岩穴、マーモットなどの掘った穴などに潜み、
夜になると活動を始めるが、時々昼間にも活動する。
主に単独で行動し、繁殖期を除けば他の個体と出会うことすら稀である。
脚はあまり速くないので主に待ち伏せ、尾行による狩りを行う。

種別


イエネコの長毛種ペルシャの原種と考えられていたが、
後にイエネコの含まれる系統のうちクロアシネコやジャングルキャット・スナネコなどよりも、
初期に分岐した種とみなされるようになった

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