正月に福神を招け!
三が日の過ごし方「笑」を大切に!
正月の過ごし方をまとめました。
正月の三が日……縁起をかついで、やってはいけないこと
日本人の風習にあわせて「やってはいけないこと」はたくさんあります。
正月、三が日に「やってはいけないこと」が意外と多いのはご存知ですか?
縁起をかついで、やらない方がいいとされている風習があります。
去年、全部やってしまったから今さらですが、・・・・と思う点が・・・・・・・
代表的な「三が日」のやってはいけない事項
を再確認してみてください。
そもそも正月の意味「三が日」とは?
「三が日」とは1月1日、2日、3日の3日間のことをいいます。
最近は少しずつ変わってきてはいますが、
三が日の間に、
お正月ならではの特別な行事を家族で行うのが
習わしのようですね。
昔から言われている(地方によっては異なることもありますが)
一般的に三が日に行ってはいけないこと
チェックしてみてください。
■6つのやってはいけないこと
- 掃除や洗濯をしてはいけない
- 刃物を使ってはいけない
- 火を使う煮焚きをしてはいけない
- 四足(よつあし)歩行の動物の肉を食べてはいけない
- ケンカをしてはいけない
- 元旦にお金を使ってはいけない
NG1:掃除や洗濯をしてはいけない
お正月には、歳神(としがみ)様という神様が、
福を持って家を訪ねてきてくれると言われてます。
神様を掃除をして神様が持ってきた福も払ってしまうことがないように
掃除や洗濯などは縁起が悪いといわれてます。
また洗濯同様に「元旦にお布団を干してはいけない」もいわれますよね。
年の初めには歳神様がこられるので、忙しく家事などせず
ゆっくり休んでお出迎えしなさい……ということと
正月くらいは、家事はしないでゆっくりしなさいということなんでしょうね。
NG2:刃物を使ってはいけない
三が日は、お雑煮、おせち料理と前もって作り置きしたものをいただき、
台所仕事をせずにゆっくり休むようにとも考えられますね。
住む地域によっては、自分の身体の一部である爪を切ってしまっては、
家族との縁も切れてしまう……というジンクスもあるそうです。
NG3:火を使う煮焚きをしてはいけない
かまどなど、火を使うところには、火の神としてまつられる
「荒神様(家の中心にあって家人を守護する)」がおられます。
正月早々に火を使うと、その「荒神様」は怒るのでとのこと。
こちらも三が日ぐらいは、火を使わずに、
「荒神様」を休ませてあげるための風習だといわれています。
NG4:四足(よつあし)の動物の肉を食べてはいけない
4本の足を持って歩く動物。
「豚」「牛」「馬」などですね。
二本足の「鶏」は例外なので鶏肉を正月はいただいてもよいみたいです。
その理由は、仏教の教えからきている(殺生禁止)、
天武天皇が僧侶の肉食禁止令を出したなどとか?
また、一昔前のおせち料理では、肉を入れるのは避けられていましたが、
今おせちセットを購入するとたくさんお肉がはいってますよね。
私の実家では、正月の2日に「すきやき」を食べる習慣がありますが、
元旦ではないからいいかとしてます。
NG5:ケンカをしてはならない
皆が新しい年を良い年にしたいと願うのが年の初めです。
1年の運勢が決まる大事な時に争いなどして、
悪い運気を植え付けたくないという考えから生まれた、縁起かつぎのようです。
NG6:元旦にお金を使ってはいけない
「年の初めにお金を使いすぎると、その1年はお金が貯まらない」のだそうです。
ただ、初詣でのお賽銭は大丈夫だといわれています。
私の体験談
NGの6項目を全部やってしまった私
何も知らないで、2018年の年越し~2019年の三が日は、
お金も使った・旅行もした・けんか・洗い物・掃除・洗濯・火を
使うこともうやってしまいました。
1年の初めに支出を出すと、その1年は何かとお金が出ていくようになります。
恋人と喧嘩をすれば喧嘩しやすい1年になってしまいます。
日本の神様信仰には「土地神様」の存在があり、
日本にいることでご利益やエネルギーを分けてもらえると言われています。
生まれた土地でなくとも、生まれた国である日本でお正月を迎え、
初詣をして穏やかに元旦を過ごすことが大切なようですね。
ところで、私ですが、2019年は散々な年でした。
仕事をやめることになった
不得意の家事ばかりやることになった
彼氏と別れた
お金にこまった
など、それなりに、正月にしてはいけないんだと振り返りました。
2020年は心機一転で2019年の失敗をしないようにしたいと思います。
三が日の過ごし方「笑」
三が日を穏やかに過ごすことは、1年を穏やかに過ごすことに通じます。
あと「笑」をたくさんするとよいと言われてます。
お笑い番組を見ることもよいらしいです。
それで1年は笑って過ごせると言われています。
2日、3日は事始めの日。挨拶や1年のやることを書いておくといいらしいですよ。
特に書き初めで新年の抱負を書き記すことは、神様へ「決意表明」することに通じます。
やりたいこと・そのために必要なこと・そのために頑張ることを具体的に書くと、
叶いやすくなると言われています。
また、家にやってきた神様をもてなしともにお食事をする意味があるため、
三が日のご馳走は欠かさず食べましょう。
現代ではちょっと思う人もいるかもしれませんが、
長い間繰り返されてきた風習にはそれなりの実績があるようです。
縁をかついでおみくじやお守りもよいかもしれませんね。
以上、kintaでした。