日本人に長く親しまれている日本特有の猫たちです。8種に分類されてますが、
ミックスになっている猫もいるようですね。
種類
和猫の種類は8種
三毛猫、キジトラ(雉トラ)、サバトラ、サビ猫、
茶白トラ・茶トラ、黒猫、白猫、茶ブチ・黒ブチ(ハチワレ)
■三毛猫
■キジトラ
■サバトラ
■サビ猫
■ 茶白トラ・茶トラ
■ 黒猫
■白猫
■ 茶ブチ・黒ブチ(ハチワレ)
和猫の特徴
顔は鼻筋が通り、耳の毛は短く全身の毛はそれほど長くないのが特徴。
尾は細長いものと極端に短いものがあるが、
細長くても先だけが折れ曲がっている猫もいるそうです。
尾の短いものは尾骨が複雑に折れ曲がっていることが多く、
毛に覆われているために外見上は単純な切り株状に見えるようです。
また、尻尾が短い猫は、世界的にも珍しいそうです。
これが、
和猫の特徴の1つとなっています。
また、
一説には、尾は東へ行くほど細長く、
関西では短く、西へ行くと折れ曲がっているという説もあるそうです。
和猫の性格
日本猫の性格は、
本来生まれ持っている性格以外にも、
生育環境や室内飼いされている場合は、
しつけなども反映されることがあり、
個体差は生じますが、
一般的な日本猫の性格として、
人当たりが良くて穏やかな性格が多いといわれています。
■三毛猫の不思議についても
ご覧ください。
幸福を呼ぶ「三毛猫の不思議」、オスが希少の理由
和猫の歴史
猫が日本にやって来たのは6世紀中頃、
中国からの仏教伝来と共にやって来ました。
経典をネズミの被害から守るために、
船に乗せられていたというのが有力な説。
それが日本の風土に馴染んでいくうちに、
日本固有の品種になったと考えられています。
平安時代の書物には
黒・キジトラ・キジトラ白・白黒の猫しか登場していませんでした。
三毛・茶トラ・白などの毛色が登場するのは江戸時代になってからのこと。
そのことから日本には4種類の毛色しかなかったと考えられています。