『ペスト』アルベール・カミュ 全国の書店で売切続出の本

新型コロナウイルスの影響で
マスク、SNS上の誤った情報をもとに
買い占めが発生したトイレットペーパーと同じように、
全国の書店で品切れが続出している本があるそうです。

チェックしてみましょう。

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本の紹介

コロナ禍で売れている本、

それは、

フランスのノーベル文学賞作家、
アルベール・カミュ(1913~1960年)が

1947年に発表した『ペスト』(宮崎嶺雄:訳)

今の新型コロナウイルスを巡る混乱を彷彿とさせると
SNSでも話題の小説「ペスト」が話題となっています。

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ストーリー

舞台は1940年代のアルジェリア・オラン市。
高い致死率を持つ伝染病ペストの発生が確認され、
感染拡大を防ぐために街が封鎖される。
外部と遮断された孤立状態の中で、猛威を振るうペストにより、
突如直面する「死」の恐怖、愛する人との別れや、
見えない敵と闘う市民を描いた作品です。

1947年に発売した書籍が
いまを予言しているかのように
状況が似通っているようです。

恐怖の伝染病「ペスト」はこうして始まった

アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。
ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。
外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に
淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、
過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編。
※「BOOK」データベースより

■新潮文庫

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カミュ(Camus,Albert)

1913-1960。アルジェリア生れ。フランス人入植者の父が幼時に戦死、不自由な子供時代を送る。高等中学の師の影響で文学に目覚める。アルジェ大学卒業後、新聞記者となり、第2次大戦時は反戦記事を書き活躍。またアマチュア劇団の活動に情熱を注ぐ。1942年『異邦人』が絶賛され、『ペスト』『カリギュラ』等で地位を固めるが、’51年『反抗的人間』を巡りサルトルと論争し、次第に孤立。以後、持病の肺病と闘いつつ、『転落』等を発表。’57年ノーベル文学賞受賞。交通事故で死去

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宮崎嶺雄(ミヤザキミネオ)
1908-1980。東京生れ。東京帝大心理学科中退。岸田国士に師事、バルザック、サンド、メリメ、カミュ等、多くの仏文学を翻訳紹介。’41年、フランス文学賞受賞。戦後創元社編集長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

※メーカー取り寄せになるため、楽天での購入は時間がかかると思いますので
読みたい方は、書店にお問い合わせてみてくださいね。

売り切れ続出中のようです。

以上、kintaでした。

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