渋谷駅 東急前の緑の電車「青ガエル」ってご存じ?移転プロジェクト始動!

「青ガエル」ってご存じですか?

一日に200万人から300万人の人が利用している渋谷駅 !
渋谷駅の交差点近くにある緑の電車はご存じでしょうか?
ハチ公の近くにあって、知ってはいるけど、なんであるか知らない方が多いのではないでしょうかね。
この緑の電車は、 『青ガエル観光案内所』で渋谷の観光案内所なんです。

渋谷駅のシンボル「ハチ公像」の目の前に置かれ、待ち合わせスポットとしてもおなじみですが、
東急・5000系電車の愛称「青ガエル」が緑の電車です。

2013年から外国人観光客の案内をメインに行っており、青ガエル観光案内所には、一日に約150人~300人のお客さんが訪れるそうです。外国語が堪能なガイドさんや地域のボランティアスタッフが、ちゃんと対応してくれます。
案内所には、英語、中国語、韓国語の三ヶ国語のパンフレットも用意されています。

青ガエル観光案内所が消える?

今、渋谷駅周辺は“100年に一度”とされる大規模再開発が進行中です。

ずっと工事をしている感じですよね。
実はその影響で、この青ガエルも駅前から消えてしまう予定らしい。

現在、

同じ場所に銅像が建つ「忠犬ハチ公」の故郷である秋田県大館市へ移転するプロジェクトが動き出したそうです。

青ガエルの移設先は、秋田県の北部に位置する大館(おおだて)市。

■移転予定地の場所

渋谷区が所有する「青ガエル」の今後の活用について模索された結果、同区と「忠犬ハチ公」が縁の交流がある大館市へ移設し、両市区の親交の象徴として活用を目指すことになったそうです。

青ガエルの歴史

東急5000系電車は1954(昭和29)年、東横線でデビュー。
丸みを帯びた下ぶくれの前面形状、緑色の塗装から「青ガエル」と呼ばれるようになります。
東急線からは1986(昭和61)年に引退しましたが、譲渡された車両が引き続き長野や静岡などの鉄道会社で走行。そして2016年まで熊本電鉄で使用されていたものを最後に、全車両が現役から退きました。

渋谷駅ハチ公前広場に設置されている車両は、2006(平成18)年に渋谷区が東急より譲り受けたもので、
「青ガエル観光案内所」として利用されています。

移転はいつ?

出典:渋谷観光協会

「青ガエル」は今後、2020年5月下旬から6月上旬にかけて、渋谷駅ハチ公前広場から移設の予定とのこと。
7月より、大館市観光交流施設「秋田犬の里」芝生広場にて、「忠犬ハチ公」を中心にした渋谷と大館の歴史に関する展示をしながら、施設来場者の休憩場所として使用する計画だそうです。

ちなみに秋田のJR大館駅前でも渋谷駅と同様に、「忠犬ハチ公」の銅像が駅利用者を出迎えています。
(2019年、「秋田犬の里」に移設)

まとめ

渋谷駅に当たり前のようにあって、気づかれていない緑の電車「青ガエル」について
まとめました。2020年6月ごろに移転してしまいますので
気になる方は、早めに観光案内所をご利用ください。

以上、kintaでした。

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